美容整形をしたあとは、パスポートの写真が気になる!ちゃんと出入国できる?

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昨今では、美容整形への敷居が低くなってきています。ただ、美容整形をしたあとに、パスポートの写真と顔が変わってしまうけど、大丈夫なの?と不安に思う人もいるのではないでしょうか。ここでは、美容整形をしたあと、パスポートをちゃんと使うことができるのか、出入国はできるのか、などなどを調べてみました。

美容整形をした人、これから検討していて、パスポートの問題が気になる人は、参考にしてみてくださいね。


美容整形とパスポート問題

美しくありたいというのは、男女、あるいは老若男女問わず、永遠の課題かもしれません。その方法のひとつとして美容整形を選ぶ人も珍しくないでしょう。ただ、実際整形後に、それ以前と同じように旅行をしようとしたら、写真が違うといって空港で止めらたらどうしよう、と怖くなる人もいるかもしれません。実際のところはどうなのでしょうか?

美容整形の中でパスポートの写真と関わりのある部位としては、目や鼻、輪郭、あるいはアンチエイジングなどの施術が考えられます。目を大きくしたり、鼻筋を通したり、あるいは輪郭を整えたりなどの効果が期待できるのですが、そのことによって確かにこれまでの顔とは変わってしまいます。

自分にとって望ましい顔を目指して、変えているので当たり前かもしれません。整形前のパスポートを使おうとした場合に、変化した部分によって、出入国ができなくなるというケースはあるのでしょうか?

美容整形後、空港で止められた例

美容整形においてトップレベルの技術を誇る韓国。韓国へ美容整形に訪れる人は少なくありません。日本人の例は見つけることはできませんでしたが、2017年には、中国人の女性3人が韓国での美容整形後に、出国できなかったという事例があります。

本人確認ができない、という理由で、韓国からの出国を止められたようです。このことは中国メディアによって報じられ、中国版のツイッター「微博(ウェイボー)」などで拡散されました。韓国は、美容整形に関する先進国のため、空港での審査をスムーズにするために、美容整形を行った病院が証明書を発行してくれるケースがほとんどのようです。

その証明書は、海外から来院した患者が、帰国の際にパスポート写真と同一人物である、という証拠になります。患者の氏名やパスポートの番号、あるいは滞在期間、病院の住所や公印などが記されている証明書です。それにも関わらず、この中国からの患者さんたちは、出国の際に止められてしまいました。なぜなのでしょうか?

本人確認ができないと、止められるケースもある

彼女たちが出国できなかったのは、顔の状態が原因のようでした。顔の回復を待たないで、帰ることになってしまったため、いわゆるダウンタイムに間に合わなかったのです。美容整形手術を行うと、その後しばらくの間は、腫れやむくみがひかない、あるいは痛みがある、という状態が続きます。

その状態から、日常生活に戻ることのできるまで回復する状態を、ダウンタイムというのです。この中国人の女性たちは、ダウンタイム前に帰国しなければならなくなってしまったため、出国審査の際にむくみや腫れの強い状態だったようですね。

そのため、出国ができなかったといわれています。わたしも画像を確認してみましたが、顔や頭に包帯が巻かれている状態ですし、顔の様子からしても確かに判別そのものがしにくい状態でした。しかし韓国側は、このようなことは事実無根でフェイクニュースだ、といっていたようです。

韓国では、外国人の入国時に指紋を採取。その後、出国の際にはその指紋を本人確認の根拠にするという、ネットワークシステムが導入されているようです。そのため、韓国側は本人確認ができずに出国できないことはありえない、という姿勢のようでした。

実際はどうなのでしょうか?中国人の女性たちが無事に帰国できたという、その後の情報はありませんでしたし、フェイクニュースの可能性もあるかもしれませんが、このように空港で足止めを受ける可能性はあるようです。

ただ、顔が違うという理由で足止めをされたというよりも、術後間もない状態で、顔の腫れもひどく、判別そのものが不可というのが正しいかもしれません。

日本の場合の入国・帰国を拒否されるのはどんなケース?

日本で、入国が拒否されるのは以下のケースです。なお、入国管理局のホームページを参考にしています。1.保健・衛生上の観点から上陸を認めることが好ましくない者2.反社会性が強いと認められることにより上陸を認めることが好ましくない者

3.我が国から退去強制を受けたこと等により上陸を認めることが好ましくない者

4.我が国の利益又は公安を害するおそれがあるため上陸を認めることが好ましくない者

5.相互主義に基づき上陸を認めない者

仮に、どこか別の国で美容整形を行ったとして、その後、日本に入国できないとすれば、これらの項目に当てはまるかどうかがポイントとなると思います。

パスポートの写真云々ではないですね。

入国審査では、顔が変わっているかどうか、というよりも、なりすましではないか、パスポートは偽造ではないのか、という点に注目してみている可能性が高いです。パスポートの写真はラミネート加工されていますし、それほど鮮明な写真ではないため、判断材料としてどの程度役立っているのかは、わかりません。

日本人が、美容整形で出入国審査に止められることはあるの?

ウェブ上で見つけることのできた美容整形外科の先生のコメントを参考にしますと、入国審査に通らなかった、入国できなかったと患者さんに言われたことはないとのこと。一般的な美容整形を1回、2回行った程度では顔を変えることはできますが、完全に別人である、というところまでには、到達しないため、問題はないとのコメントでした。

さらに、この先生は、年齢を重ねることや太ったり痩せたりすること、そしてもちろんメイクでも人の顔は変化するため、美容整形だけの問題ではない、ともコメントしています。ただ、別人になるまで整形した場合には、どうなのかはわかりません。

ただ、そこまで到達するには、費用もかかりますし、限られた人になると思います。日本人が出入国審査で止められた、という事例は見つけることはできませんでした。

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それでも気になる場合には、診断書を書いてもらおう

美容整形のクリニックでは、診断書を書いてくれるところもあるようです。また整形前後の写真をカラーコピーで渡してくれる場合もあります。これはパスポートの写真に限ったことではありませんが、もしも術前・術後で同一人物であると証明する必要がある場合には、有効かもしれませんね。

今後、美容整形を考えているのであれば、あらかじめ念頭に置いておくと、後から心配する必要がなくなります。

パスポートの再発行という手もある

そもそも、パスポートの写真だけを差し替えられたなら、写真と顔が違う、という問題はなくなります。とはいえ、パスポートの写真が気に入らない、いやだという理由だけで写真だけの差し替えはできないようです。もしも、写真を変えたい場合には、パスポートを再発行するという方法もあります。

ただし、再発行のためには理由が必要です。パスポートの有効期限が1年未満になっている、紛失・盗難にあった、汚れなどのダメージを受けている、などの正当な理由が必要になります。その他、結婚などの姓名変更や県をまたいだ本籍変更、性別が変わった、戸籍上の生年月日に変更があった、なども変更の理由になるようです。

いずれかの理由に当てはまっている場合には、再発行できます。そのときに現在の顔で写真を撮りなおすため、パスポートの問題は解消されるでしょう。